育苗


種まきした育苗箱をハウスに並べ、苗を育てます。

田口ファームでは育苗箱を水で浸す「プール育苗」というやり方をしています。普通の育苗では薬剤を使用しないと病気が出やすくなります。無農薬の育苗では、ある程度の病気の発生は仕方のないことでした。

しかし数年前、かなりの数の育苗箱が「苗立ち枯れ病」や「苗いもち病」でやられてしまったことがありました。この病気は日中と夜間の温度差が大きいと発生します。そこで育苗箱を常に水に浸していると温度差が緩和され、病気が出にくくなります。

種まきから10日、発芽のためのひ被覆資材を剥がしたあと、ビニールで作成したプールに水を入れます。

プールに入れた水は田植えまで切らさないように足していきます。

ここまで成長すれば田植えも間近です!